ブックタイトル社内報企画ベスト・セレクション2017_デモ版

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概要

社内報企画ベスト・セレクション2017_デモ版

9企画のテーマや狙いを明確に8ページ以上と一口に言っても、20数ページに及ぶものもあり、企画構成はテーマに沿った原稿依頼だけのものや、インタビューなど取材記事がメインで多角的なものなど、様々です。特集の編集は、テーマが決まり次第、関係する書籍や資料を大急ぎで読み込み、企画を膨らませることから始まります。それなりの手応えを得ると、企画の重要性を読者に説明したくなります。訴求力を高めるためには、なぜこのテーマなのか、企画の狙い・焦点など、その思いを率直に訴えることが大切です。にわか仕込みの予備取材でも、核心を突けば、タイトルは読者の関心を捉え、リード文は情熱にあふれ、書き出しも力強く、読者を引きつけるものになります。レベルの高さが際立つゴールド賞受賞作品今回審査した企画にも、そう感じさせる印象的な作品がいくつもありました。ゴールド賞の大日本印刷株式会社「DNPを動かす50の仕事、50の思い」は企画、着眼、構成が優れているだけでなく、取材への意欲とパワーに群を抜くものがあり、全体の動きを良く伝えて圧巻。特に後半の「DNPグループ24時間」の密着取材は、インナーコミュニケーションならではのダイナミズムが感じられました。株式会社日立ハイテクフィールデングの「その時、私たちがすべきこと『平成28年熊本地震』を受けて」も、これだけの題材を短期間で収集するのは容易ではないはずなのに、パワフルな取材で、実に克明にお客様の被害状況から始まり、実状と対応を明らかにし、全社一丸の真剣な取り組みの様子をビビッドに伝えていてインパクトに富んでいました。株式会社メイテックの「ようこそ! エンジニアリングセンターへ」も狙いや訴求点が鮮明で、4部構成で多角的に掘り下げています。幅広い視点から取材力を発揮し、力強く興味深くまとめて、レベルの高さが際立っていました。優秀な作品には業績向上への思いが見て取れるまたゴールド賞ではありませんが、大和リース株式会社「精鋭たちのPhilosophy」は、全編取材に迫力があり、また株式会社長谷工コーポレーション「長谷工の強さがここにある! 社員が語り継ぐ、『不易流行』のこころ」も、企画の柱である6本の対談が興味深く、味わいと読み応えに富んでいました。大和ハウス工業株式会社「2016年度社長賞決定」も企画・着眼に優れ、題材も取材などで幅広く収集してあり、隅々まで情報満載の中身の濃い特集で、意欲と熱意が光っていました。いずれの誌面からも業績向上への強い思いが見て取れます。特集企画への確かな視点と周到な準備があればこそ、訴求の力を増してインパクトを高めた好事例と言えましょう。8ページ以上というボリュームの中で訴求力、テーマ性、狙いを率直に訴える企画が読者を引きつける 社内広報アドバイザー松沼 徳社内報部門 特集・単発企画(8ページ以上)R A D A R C H A R T社内報部門特集・単発企画(8ページ以上)平均総合評価点※部門の応募全企画の平均75.8点趣旨着眼点ターゲット情報デザイン・ビジュアル文章・キャッチ審査総評